ツチアケビ （土木通） 【ラン科】　「寄生植物」　花時期： ７〜８月　草丈：３０ｃｍ〜１ｍ 程度	戻る
分布： 日本全土　生育場所：林内など　　学名：Galeola septentrionalis Reichb. fil.
↓　野幌森林公園　９月２１日 　花が終わって果実の状態

夏に黄色い花をつける。　一度咲いて実をつけると休眠するので毎年咲かない。 ソーセージ状の果実、長さ５ｃｍほどで 中には翼のついた種子が、たくさん入っている。　甘いらしい・・が、食べられない。 腐生植物は本種の他　「サカネラン」　「ギンリョウソウ」　「オニノヤガラ」　などがある。 ◆ 葉緑素を持たない寄生ランで背丈は５０ｃｍを超えるものがある。 ◆ 奥深い林床で、初めて出会うと、ショックを受ける奇妙な植物で、特に結実した姿は異様に感じてしまう。 ◆ 葉緑素がなく、ナラタケとラン菌根を形成し養分を得ている。　極東の日本だけに自生する日本固有種、北海道の北部では見られない。 戻る 索引TOPへ