ヨツバヒヨドリ（クルマバヒヨドリ） （四葉鵯） 【キク科】　「多年草」　花時期： ７〜９月　草丈：１〜１.５ｍ 程度	戻る
分布：北海道・本州・四国　生育場所：日当たりの良い野山 など　学名：Eupatorium glehni Fr. Schm.
↓ ８月２８日 遠軽町 農道沿い、蝶がよく集まる花である。

↓ ８月２３日 遠軽町の国道沿い ↓ ８月２８日 遠軽町の農道沿い ↓ 下段 ２枚とも ７月１６日 千歳市、林道横 　 ↓ ７月２４日　長沼町、林道沿いの斜面。「白色」と「淡紫色」の株が向かい合っていた。 ・ ◆ 北海道では平地の野山や湿原、道路沿いでも普通に見られる夏〜秋の花。 ◆ 茎は根元から束のように直立して生え、上部で小枝に分岐する。茎はやや堅く、まばらな毛がある。 ◆ 葉は普通３〜４個輪生する （ときに２〜７個）。 また互生する葉も混じることがある。 ◆ 長楕円形〜長楕円状披針形、鋭い鋸歯があり、基部はふつう円形で葉の先はとがる。葉柄は短い柄か無柄。葉の裏に腺点がある。 ◆ 花は散房状の頭花を枝先に多数つけ、頭花は筒状花で淡紅紫色〜白色、蝶がよく集まっている。 ◆ ヨツバヒヨドリ（四葉鵯）の語源に「ヒヨドリが鳴く頃に咲く」説があるが、ヒヨドリは年中うるさく鳴いて季節感が無い。  　 花を乾燥させたものがよく燃え、火ダネ材として用い、そこから「火を取る草」がヒヨドリとなった説が妥当と思えるが・・・ 本種「ヨツバヒヨドリ」と 「ヒヨドリバナ」は交雑で中間形がとても多く、区別の難しいものが存在する。詳細 「ヒヨドリバナ」 を参照 戻る 索引TOPへ