ニリンソウ(フクベラ) (二輪草) 【キンポウゲ科】 「多年草」 花時期: 4〜6月 草丈:15〜30cm 程度 戻る
        分布:北海道・本州・四国・九州 生育場所:明るい林内など 学名:Anemone flaccida Fr. Schm.
↓ 4月24日 松前町 この群生も夏にはすべて枯れ、次の草花に場所を譲り、来年の春まで地中で休眠にはいる。


↓ 4月20日 松前町の山道の林床


↓ 4月24日 松前町 姉妹のように見え、花時期をズラしながら順次咲いていく。


↓ 5月15日 野幌森林公園 遊歩道沿い


↓ 果実ができて・・・また落下しても、白い花弁状のがく片がいつまでも残っていて咲いているように見える。5月29日 浜益村
 

↓ 白い花びら状のものは「がく片」 普通5〜7枚ある。よって 花の裏側に緑色の「がく片」見当たらない


↓ 林内の木陰に咲く 5月17日 恵庭公園 遊歩道横


↓ 「八重咲き」の「ミドリニリンソウ」。赤味を帯びる花もあり、変異が多い。5月16日 浜益村


↓ 咲き始め桃色を帯びる花 4月20日 積丹半島の山道縁


↓ 5月7日 富良野市、鳥沼公園 遊歩道


↓ 5月7日 富良野市 鳥沼公園 水辺の群生



◆ 根出葉は長い柄があり、大きく3つに深裂する。茎の葉は無柄で3枚輪生する。 そこから普通2〜3本の花茎が伸び花をつける。
◆ 普通一本の茎に二つ花をつけるのでニリンソウ(二輪草)と名がついているが、1本〜4本までつくことがある
◆ 根茎(細い多肉質)が地中を横に這って伸び、大きく群生する。
 
◆ 乾燥させた根茎は生薬で地鳥(じう)と呼び、リュウマチの薬に用いられる。
◆ 6月までには結実して、夏には地上部の茎や葉はすべて枯れて、休眠し 翌年の春を待つ「スプリングエフェメラル」春植物である。
   広く群生していた場所は、枯れて土に解けるように消え、次の草花にここの場所を譲る。
◆ 葉を山菜(フクベラの名前)として採取する場合、猛毒のトリカブトに良く似るので注意を要する。



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