ネコノメソウ （猫目草） 【ユキノシタ科】 「多年草」　花時期： ５〜６月　草丈：１０〜２５ｃｍ 程度	戻る
分布： 北海道・本州・四国・九州　生育場所：平地〜山地の水辺など　学名：Chrysosplenium grayanum Maxim.
↓　５月１３日 当別町　 鮮やかな緑に黄色い控えめな花で、水辺に群生することが多い。

↓　数種類の「ネコノメソウ」の中で本種の雄しべは４本、多の種類は８本ある。詳細比較・末尾参照 ネコノメソウ（猫目草）の和名は「がく片」に囲まれた種子の様子が猫の目に似ることから。種子は雨水によって散布される。↓５月２１日　壮瞥町 ↓　５月１３日 当別町　 ↓　浅い水の中にも群生し、せせらぎを彩る　５月１２日　喜茂別町 ↓　５月１０日 野幌森林公園 ↓ ５月１０日　当別町 ↓　５月８日 富良野市　花は１０数個密につくが、葉の色と似ていて良く見ないと区別がつかない。 ・ ◆ 葉のつけ根以外に毛は無く、葉は対生し、花のまわりの葉は黄色に変わり、花は小さく花弁はない。がく片４、雄しべ４本と 　　雌しべ１本がある。 ◆ 地上の匍匐枝が伸び、水ぎわや浅い水の中にも群生している。 　 ◆ ネコノメソウの仲間は果実が熟すと�刮ﾊ（さくか）は上を向いて開く。 丈が低く風にも飛ばされず鳥にも見向きもされず・・・ 　　種子は雨水によって、�刮ﾊからあふれ出て散布される。　　 戻る 索引TOPへ 北海道で見られる「ネコノメソウ」の比較 （各種　掲載時にリンクします） 種　類 雄しべ 葉 地上を這う枝 その他　特徴 　ネコノメソウ ４ 対生　　　　　　 有 　葉のつけ根以外無毛。 　マルバネコノメソウ ８ 対生　　　　　　 有 　茎に長毛がまばらにつく。 　ツルネコノメソウ ８ 　　　　　互生 有 　茎は無毛。小さな花。 　エゾネコノメソウ ８ 　　　　　互生 無 　茎は無毛。花の周りの苞葉は花と同じ黄色で花のように鮮やか。 　ヤマネコノメソウ ８ 　　　　　互生 無 　茎に有毛。長い柄で円心形の根出葉がある。花後根元に「むかご」がつく。 　チシマネコノメソウ ８ 対生　　　　　　 有 　ほぼ全体が無毛。