根室・納沙布岬の朝。　この時期はだれも訪れる人は居ない。　壁紙になるような写真が撮れませんでしたので、今回撮した根室半島の写真を下に載せました。↓ '07.11.29  7:33  1/90秒　F8.0　24mm（24-105mm ISｽﾞｰﾑ） ISO100  -1.0EV　　JPEG/Large/fine　EOS5D

↑暗くてハッキリ写っていませんが、岩の先端が鋭利になっているのは、平成１５年４月に座礁したロシア船の残骸で、景観を壊している。

根室半島・先端の「納沙布岬灯台」です。　「珸瑶瑁（ごようまい）漁港」から納沙布岬を撮ると、一番近い「水晶島」が重なって写ります。　 この海峡を「珸瑶瑁水道」や「珸瑶瑁海峡」と呼んでいます。　数十年前には流氷で埋まることがありましたが、今は流氷が流れる程度です。　 付近の地図

根室半島は冬枯れて、背の低い「ミヤコザサ」らしき笹が覆っています。　やがてこの沼も凍って、少ない雪に覆われます。 撮影場所：地図

ここ「根室半島」では放牧もしているので、朝日や夕日でこのような写真を撮ることができます。　（運しだいですが・・・）

半島は非常に風が強いため、樹木が大きくなりません。　先頭の木が一番辛く、巨木になる「ミズナラ」もここではこんな感じに育ちます。

また夏には太平洋で発生する濃霧で陽が遮られ、日照時間が少なく、農業にはまったく不向きな場所です。　冬枯れの牧草地がありました。 納沙布岬・あれこれ 根室半島・納沙布岬付近は、細長い台地状の半島で目立つものが何も無いのが特徴です。所々に台地を削って川が流れ、 潟湖があって独特の景観になっています。 納沙布岬に行くには根室半島の南側ルートと北側ルートがあります。北側ルートが景色が良いですが、初めての方は一周して見た方が良いでしょう。 一周ルート　→　「道道３５号根室半島線」 お勧めの立ち寄り先は特にありませんが、次の所は寄って見ましょう。 １．納沙布岬灯台（浅瀬の多い珸瑶瑁海峡の船舶の航行に明治７年に初点灯）、灯台の横を通って先端に立つ。 ２．「平和の塔」から４島と知床半島を見る。 ３．北ルート「北方原生花園」を徒歩で探索、放牧の馬や野鳥とたわむれる。 ４．ご自分の気に入った景色のところで、のんびり潮風にあたる。 元旦には初日の出を見にたくさんの人（車）が訪れます。車も間際の先端ではかなり混みますので、遠方から向かうときは時間に充分余裕を持つこと、宿泊先から向かう場合も早めに出かけるようにしましょう。 戻る