転落のリスクを犯してまでも絶壁の露出した草を食べにくる。	この写真の中で争っている者と食べている者がいます。
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良く見ると草を食べているのは雌。　雄は争っているか「雌」の「お尻」を見ている。
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雄は冬期間、ほとんど「生殖行動に明け暮れ」、雌の様に腹いっぱい食べていません。これが生存に大きく影響する。
知床半島の先端・知床岬で、春先に死んだ「エゾシカ」を確認したところ、２００５年は１４５頭であった。 内訳は約半分が０才の小鹿，４割が雄の成獣，残り１割が雌の成獣とのことである。 食の違いから皮下脂肪が足りず、雄が圧倒的に死が早いのである（知床財団調査による） 死んだシカもヒグマ・ワシ・キツネ・カラス等の糧になる
シカは足が細く長いため、深い積雪は苦手で、雪を掻き分けて草を食べるのも困難である。したがって露出した草を求め歩く。
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↓ 更に頭数が多く競合で冬に食料不足に陥ると、この様に樹皮を食べることになる。特に「ニレ類」の食害がひどい。
↓ 雪が少ない年は、ササが露出し食料となる。　この一帯は例年、雪に埋もれササは露出しない。 ↑ 平成２０年２月初旬は積雪が少なかった。　木々の冬芽が膨らんで枝先が赤く色づいている。 戻る